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【子供の背泳ぎ】泳ぎ方・教え方

※最終更新日 2023年2月15日

子供の背泳ぎ 泳ぎ方・教え方

スイミングスクールで背泳ぎはクロールと並行して進んで行くので、初めのうちから練習しやすい種目でもあります。公営プールで遊びながら最初の6ヶ月で背浮きで上を向いている時に顔に水がかかっても大丈夫になっていれば、それほど難しい泳ぎではありません。

記事閲覧の注意点

[ スイミングスクールの進級基準について ]

当サイトでは、管理人の娘が通うスイミングスクールの進級基準に基づいて情報を掲載しています。各スイミングスクールによって進級過程に違いがあるため、記事の順序とは異なる場合がありますのでご了承ください。

[ 記事について ]

まず「子供に1年で4泳法を「綺麗」に泳がせる方法」をご覧ください。

この記事はスイミングスクールに通っている事を前提に、公営プールで親子で1時間に5分程度練習する事を想定しています。練習頻度が少ない場合には効果が得られない可能性が高くなりますので、是非スイミングスクールに入会された上で練習される事をお勧め致します。

背泳ぎの特徴と注意点

今回は動画の中で詳しい解説をさせていただきました。背泳ぎは、上向きで呼吸ができるので楽そうに見えるのですが、顔に水が掛かる恐怖感が抜けないうちに課題を進めてしまうと、意外にも他の種目よりも体に力が入ったまま泳ぎ続けるようになってしまいがちです。

一見見た目にはわからないのですが、呼吸を止めて泳いでいる子が意外にいます。呼吸を止めると「開かない瓶の蓋を開けようとしている時のように力が入ったような状態」で泳ぐことになるので、まずは上を向いて浮かんだ時の恐怖感をなくす事、リラックスして大きな呼吸とキックができるようにしてあげましょう。

見分ける方法としては、キック時とスイム時のキックの速さです。体に力が入っていると、スイムの時に安定したリズムでキックができません。スイムでもキックと同じリズムで足が動いていれば、力が抜けている事が多いです。

呼吸法と腕のタイミング

背泳ぎのコンテンツにある「初めてのスイム」で呼吸法を掲載しています。リカバリーで腕が上がっている時に体が沈みやすいので息を吐き、フィニッシュ直前から直後が体が持ち上がりやすいので息を吸います。

ストロークのタイミングは、フィニッシュ側の手が先に上がってからグライド側(前に伸ばしている腕)が掻き始めるのが理想ですが、初めから意識しすぎると足が沈んだりリズムが悪くなったりします。動画の4月の時点の泳ぎくらいで試してみて頂き、うまくできるようなら続けてみましょう。スイミングに行っていればどんどん泳力が上がるので、ある程度ピッチを上げれるようになってから行なってもいいと思います。

下記の「水泳日記」も参考にしていただき、「背泳ぎの悪い見本」のようにならないように気をつけましょう。

簡単な練習手順

公営プールで練習する場合の簡単な手順を記載させて頂きたいと思います。(プリントアウトするなどしてご利用ください。)

1. 背浮き
1人で気を付けで浮き上がれるようになったら足を軽く支えてあげましょう。そのまま浮かんでいられるようなら、歩きながら25m押してあげましょう。手を離した後、自分で簡単に立てるようになるのが理想です。

2. キック
気を付けで楽にキック。リラックスできればいいので、上半身が揺れないようにしましょう。リラックスできたら、手を前方に伸ばしてキックします。この時、しっかり水慣れができていれば腕を伸ばすのに力は入りません。水を怖がっていると、腕を伸ばせず全身に力が入ってしまいます。

3. スタート
顔に水が掛かる時に息が吐けるようにスタート前〜直後までにしっかり息を吸います。そうする事でスタート時に力まずにスイムに移行できます。呼吸の練習にもなります。

4. ストローク
水慣れができていれば、腕を伸ばすのは難しくありません。親指側を伸ばすと肘が勝手に伸びるので綺麗に水の上を戻す事(リカバリー)ができます。恐怖感があると、全身に力が入り腕も伸びないので、1〜3を繰り返してリラックスできるようにしましょう。


水泳日記

2017年11月4日にアームフロートを付けて背浮きのキックを行なっていますが、スイミングスクールに通い始めた2018年4月にはまだまだ水を怖がっていました。ですので、入会後に背浮きから順に練習しても間に合います。

スイミングスクールでは背泳ぎで腕を回し始めたのが2019年3月からなので、それまでに公営プールでたくさん遊び、完全な水慣れを目指しましょう。