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子供のバタフライ ドルフィンキックの教え方・泳ぎ方(初級者向け)

※最終更新日 2020年3月22日

ドルフィンキックの習得方法は基本的には大人と同じですが、子供を教えていく上での注意点などを解説させて頂きたいと思います。

鼻・顎で円を描く

以下のアニメーションは陸上でドルフィンキックの練習をおこなうための頭の動かし方を解説しています。子供は体が柔らかいのであまり頭を動かさなくてもうねりの動作はできやすいものと思います。ただ、なかなか口で言うだけでは理解できない場合が多いので、アニメーションを見ていただいて頭にイメージする事が出来れば習得は早いと思います。

 

水中でのドルフィン練習(きをつけキック)

水中でのドルフィンキックは、以下の動画のように保護者が補助しておこなうと、あっという間にできてしまう事が多いです。補助の仕方としては、両肩を軽く持ってダウンキックを打つタイミングで体を沈めます。ダウンキックが終わったであろうタイミングで体を引き上げうねりを作ってあげます。この時、進行方向に向かって軽く(本当に軽くでOK)引っ張りながら行います。引っ張りながら上下動する事で、子供の体がうねりの形を作ってくれます。数回おこなってもできない場合には、陸上での練習と合わせておこなっていただければと思います。

ある程度形になってきたら、一人で気をつけキックをやらせてみましょう。長い距離は必要ありません。短い距離をいいフォームで繰り返しおこなう事が重要です。

バタフライはタイミングが命

バタフライはタイミングが合わないと疲労しやすい泳法なので、25m泳がせるよりも1ストロークを確実におこなう練習を積み重ねて行く事が重要です。

スイミングスクールで子供達の泳ぎを見ているとほとんどの子がリカバリーで腕を水面に引きずってしまっていて、しっかりとうねりを作り出す事ができていません。腕を引きずると入水までに時間がかかるので体全体が沈んでしまい全くタイミングが合わなくなってしまいます。「1000mバタフライを泳いでも息が切れない泳ぎの極意」を参考に、4ステップを一歩一歩進めて行きましょう。

バタフライの練習は疲労度が高いので、長時間の練習は逆効果になります。フォームが崩れない5〜10分を目安に半年〜1年スパンでの習得を目指しましょう!

 

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