ゆったり綺麗な背泳ぎの泳ぎ方
背泳ぎの理想の泳ぎをアニメーションで再現しています。ここでは綺麗に泳ぐためのポイントを絞って解説していきます。詳しく知りたい項目があれば、下階層で細かい解説をしていきますので、そちらをご覧ください。
1. ストロークのタイミング
2. ストロークは浅めに
3. キックで姿勢を整える
4. 呼吸のタイミング
<1. ストロークのタイミング>
背泳ぎでビギナーの方が陥りやすいのがストロークで「気を付けをしていまう」所です。手が入水した所で止まらず、フィニッシュの足の位置で手が止まってしまいます。
こうなると、足も沈みやすくなってしまうので、クロールと同じように入水時にしっかりとグライド(伸びる)動作を入れ、フィニッシュでは手を止めないようにしましょう。
掻いている時間はワンストローク24コマ中5コマ、残り19コマはグライドとリカバリーです。クロールと同様に「掻き」の時間が短いですね。
<2. ストロークは浅めに>
入水後、ローリングして体が真横に近い状態になっています。(1コマ、13コマ)そのまま「掻き」の動作を行うと、水中に深くストロークしてしまいがちになります。
なるべく浅い位置をストロークすることで、体の正面でストロークする事ができます。人間は体の外側より正面の方がより自然な形で力を入れる事ができます。体の正面を掻いて、ストローク中の無駄な「力み」をなくして行きましょう。
<3. キックで姿勢を整える>
アニメーションはあくまで理想の泳ぎです。キックをすることで体が沈まなければいいので、ゆったりと打ってみてください。逆に「しっかりキックをしないと沈む。」と思われている方は力み(頑張り)過ぎて沈んでしまう可能性もあります。
背泳ぎの場合は腰が反ってしまう事がビギナーの方には多いので、腹筋に力を入れてストリームラインの形が崩れないように気を付けましょう。
<4. 呼吸のタイミング>
背泳ぎの呼吸は意外に難しいものです。背泳ぎが一番得意だった私も、鼻から水が入る事は今もあります。
どちらかというと、私自身はリカバリーに合わせた呼吸をしています。フィニッシュからリカバリーの手が最高点に来る直前まで(2〜7コマ/14〜19コマ)に息を吸い、最高点を過ぎたら吐いていきます。
1ストロークする(左右両方掻く)間に2回呼吸する方がゆったり泳いでいる方には丁度いい呼吸法になると思います。